2010年3月7日日曜日

3月3日 柏崎市上条地区

この日、柏崎市の上条(じょうじょう)地区に行きました。
先回の記事にも上条について掲載しましたが、今回、その上条地区にある「上条城」のパンフレットができたということで、上条コミュニティセンター(略してコミセン)にお伺いしました。
コミセンの方に、新聞紙でカバンの作り方を教わり、自宅で試しに作ってみました。

絵柄が大きいものがあるものや、厚手のポスターなどはカバン作りに最適です。
ただ、絵柄をどうやってちょうど良い表面に向けるか、少し悩みながら作らなくてはなりません。

コミセンの事業で、「上条城跡」のパンフレットを作られたということで、1つ頂きました。
巻物風で、個性があって素晴らしいものですね。

若干、このパンフレットの作成にも協力しており、上の画像にある人物イラストは私のです(汗)。
私の絵を採用して下さったコミセンの方々には、感謝申し上げます。

裏には上条城の推定想像図が描かれ、城の主な歴史の年表と、歴代城主の系譜があります。
上条城の近くには、支城の「古町番城(ふるまちばんじょう)」、「黒滝城」があります。
地名にある「宮ノ窪(みやのくぼ)」は、鵜川が蛇行・屈曲していた内側にあり、それが天然の堀の役割をして、家臣の屋敷が並んでいました。

中世・戦国時代にとって数少ない平野部にある城(「平城(ひらじろ)」)で、戦闘用の施設というよりも、政治的な施設といえます。「いざ戦い」というときには、背後にある「黒滝城」という山頂を利用した城(「山城(やまじろ)」)に籠城(ろうじょう、立て籠もること)をし、戦闘に備えました。
 
ゆえに、上条城の施設も、屋敷が広がり、天守のような高層の建物はなく、ちょっとした櫓(やぐら)が存在していたものと考えられます。
上条城の腰曲輪(こしくるわ)には、茶器が出土しており、城主やその関係者が茶の湯を楽しんでいたものと思われます。

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