2011年6月5日日曜日

6月4日 魚沼地域

6月4日、中原邸保存会の研修旅行に参加しました。
魚沼地域の歴史を巡りました。
西福寺開山堂の彫り物は、石川雲蝶の作品で、細かい細工が素晴らしかったです。

写真は、開山堂の正面にあるカラス天狗です。


 石川雲蝶は、絵も得意で、彫り物・絵・コテを得意としていたようで、「越後のミケランジェロ」といわれるほど迫力ありました。雲蝶は幕末から明治初期の人で、江戸の生まれで32歳の時に永林寺に、一生良い酒と鑿(のみ)を提供するという条件で永林寺に入りました。後に、三条へ婿へ行き、酒井姓を名乗っています。


お昼ごはんには、入広瀬の「休み場」という民宿で山の幸をふんだんに堪能できました。


 アユの塩焼きも出ました。私の大好物の1つです。魚沼地域は、アユやマスなどの川魚もあり、山と川の食材の宝庫ですね。


 国指定重要文化財の目黒邸。明治時代は目黒邸の正面は田園が広がっていたことを、当時の写真で伺うことができました。
 萱葺き屋根の規模の大きさは、国内でも5本の指に入るそうで、葺き替え費用は1億円かかったそうです。また、山間部地域の萱葺きの葺き替え作業は、地元村人が総出で参加し手伝う「結」というものが存在します。「結」は、地域のコミュニティにとって大切なものです。これからも「結」が続いて欲しいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿