今日はヨシ刈りの準備で、1日中作業していました。

かつて佐潟では稲作が行われていました。現在のヨシ(アシ)がある所は当時の水田の場所です。
高度経済成長期から徐々に佐潟の稲作が少なくなっていったそうです。
佐潟の水位が低くなると、かつて水田の周りにあった水路の杭が見えてきます。

復元した水路のすぐ脇には、絶滅危惧種のミズアオイが5株ありました。

水路の脇には、数少ない「スジヌマハリイ」という植物が少し、自生していました。
ヨシを刈って水路を復元したことで、従来ヨシだけだった所に多様な植物が自生するようになってきました。
佐潟をはじめとした人の手が入った歴史を持つ自然は、ずっと人の手を入れて行くことが重要なのです。

作業後、ふと道路を見ると、アズマヒキガエルがお散歩中。

どっしりと構えていました。車に踏まれないと良いですが・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿